沈黙のWEBライティングはこんな方におすすめ
- 「ブログ記事をどう書いていけば良いかわからない…」
- 「記事を書いているけど、本当にこの書き方で良いか迷っている…」
- 「今まで他のブログの書き方の本を読んだけど、いまいち把握できていない。」
「沈黙のWEBライティング」は一言で言うと、Googleでの検索結果で上位表示される記事の書き方を学べる1冊です。
- ブログのアクセスが伸びない
- ブログで稼げない
そんな悩みを持っている人はぜひ読んでほしい内容が詰まっています。
この記事の内容
- 沈黙のWEBライティングの全体の内容の要約
- 重要なポイントを3点に絞って詳しく解説
- この本の内容から、私がブログに取り入れた実践ポイント
この記事を書いた人「つっき」について
- 年間50冊以上のビジネスに関する本を読む。
- サラリーマンをしながら副業を5年間継続中。
- ブラックな働き方から自己改善→残業0・土日祝長期休暇完全休み・年間有給取得20日を達成
- サラリーマン→独立→FIRE生活に向けて日々勉強&実行中。
私自身も、まだブログは取り組みはじめたばかりの初心者ですが、
「なるほど!こう書けばいいのか!」と感じるポイントがたくさん見つかりました。
同じようにブログの書き方で悩んでいる人には、ぜひおすすめしたい1冊です。
Contents
「沈黙のWEBライティング」の基本情報
著者 | 松尾 茂起 |
出版社 | エムディエムコーポレーション |
発売日 | 2016/11/1 |
言語 | 日本語 |
価格 | 紙書籍版 2,160円 電子書籍版 1,980円 |
ページ数 | 632ページ |
読み終わるまでの時間 | 約90分程度 |
著者:松尾 茂起 について
Webマーケティング株式会社ウェブライダーの代表を務める松尾茂樹さんが書いています。
株式会社ウェブライダーは検索集客をメインとしたコンサルティングを行う会社です。
数多くのビッグワード(検索回数が多いキーワード)で上位表示させた実績もあり、
さらにブロガーやアフィリエイターに支持されているWordpressテーマ「賢威」も開発者でもあります。
まさにSEOのプロといえるような人が書いているというわけですね。
有名ブロガーもこぞっておすすめする、ブログ界の鉄板本
有名ブロガーもこの「沈黙のWEBライティング」をこぞっておすすめ本として挙げています。
具体的には「マナブログ」のマナブさんや「今日はヒトデ祭りだぞ!」のヒトデさんなど…
こういった有名ブロガーの記事の書き方解説にも出てくるような
- 「主張→理由→具体例」の記事の書き方。
- 反論に対する反論を書いておく。
などおなじみの書き方も、しっかりとこの「沈黙のWEBライティング」の中で解説されています。
【全体要約】「沈黙のWEBライティング」
【沈黙のWEBライティング 目次】
- SEOライティングの鼓動
- 解き放たれたUSP
- リライトと推敲の狭間に
- 愛と論理のオウンドメディア
- 秩序なき引用、失われたオマージュ
- 嵐を呼ぶインタビュー
- 今、すべてを沈黙させる・・・!!
全部で7章から構成されています。
それぞれがストーリー仕立てになっていて、キャラクターによる会話形式で進みます。
〈あらすじ〉
須原にある温泉旅館「みやび屋」。若女将である宮本サツキが切り盛りしているが、Web集客が振るわず、経営の危機を迎えていた。やがて、みやび屋にひとりの男が来訪する。男の名は「ボーン・片桐」。重さ39.9kgのノートPCを操る謎の男の目的とは一体……!? いま、みやび屋のWebライティングを巡る激闘が始まる!
※Amazonの商品紹介ページより
全部で600ページ以上のボリュームですが、マンガのようにサクサク読めます。
ストーリーの中で「読者から読まれる記事」と「検索上位に表示される記事」の重要なポイントが解説されています。
各章ごとの重要ポイント要約
とはいえ、ぱっと目次を見ただけでは何が書かれているかわからないかもしれません。
1章~7章まで書かれている内容を要約すると以下の通りです。
1、SEOライティングの鼓動
→SEO(検索上位に表示される)に必要な要素を解説
- SEOに強いコンテンツのポイントは「読者にとって利便性の高いコンテンツ」
- 読者の検索意図を見つける方法
- 記事の作成に役立つマインドマップの例
2、解き放たれたUSP
→読者から読まれる記事に重要なUSP(=自分にしか出せない視点、独自性)についての解説
- USPがあることの重要性は「読者から選ばれやすくなること」
- USPがあると比較系コンテンツに有利になる。
3、リライトと推敲の狭間に
→読者が読みたくなる文章を書くためのテクニックを解説
- 感情表現を入れて読みやすい文章を書くコツ
- 見やすく、読みやすい文章にするための書き方
- 論理的に伝えるには「主張」「理由」「根拠」で書く
4、愛と論理のオウンドメディア
→論理的な文章を書いて、読者を納得させるコツを解説
- 専門的な話題ほど、読み手のレベルに合わせて噛み砕いて解説する必要がある。
- 具体性を入れて、訴求力を高める文章のコツ。
- 読み手のことを考え抜いた文章が選ばれる。
5、秩序なき引用、失われたオマージュ
→サイト立ち上げについてのコンセプトの設定とプランニングの手順の解説
- サイト内のページについてのプランニング(目的設定)
- 効果的な記事タイトルの具体例
- 内部リンクと外部リンクの重要性の解説
6、嵐を呼ぶインタビュー
→インタビュー記事を書く際の重要なポイント解説
- SEOに強いライターの育成方法
- 記事の執筆を依頼する際の注意点
7、今、すべてを沈黙させる・・・!!
→バズ(ネット上で多くのユーザーに共有されること)につながるコンテンツ作成について解説
- ネット上での拡散されやすいコンテンツの具体例
- 拡散されるには「見やすさ」と「わかりやすさ」が必要。
いずれもブログを書く上で、知っておきたい知識が盛りだくさんです。
【ポイントを要約】「沈黙のWEBライティング」の3つの重要ポイント
そんな沈黙のWEBライティングの中でも重要だと思ったポイントを3点まとめてみました。
①検索結果で上位表示させるための記事の書き方が学べる。
検索結果で上位表示される記事とは「読み手のニーズを満たした記事」のことです。
googleの検索上位判断をするロボットは進化しています。
小手先のことよりも「読み手のニーズを満たした記事」を書くことの重要性とその方法が解説されています。
沈黙のWEBライティングの中で解説されているのは以下の6点です。
「読み手のニーズを満たした記事」の条件
- 専門性=検索キーワードについて、専門的な内容になっているか?
- 網羅性=検索キーワードについて、深く掘り下げられているか?その記事だけで完結する内容になっているか?
- 信頼性=誰がこの記事を書いているか?
- 独自性(USP)=他の記事、競合にはない視点で書かれているか?
- 視覚的にわかりやすい=改行や文字装飾などがされており、目で見てわかりやすいか?
- 論理的にわかりやすい=「主張→理由→根拠」など読み手を納得させられる文になっているか?
こういった条件を満たす記事とはどのようなものかが、具体的な記事例や例文と一緒にわかりやすく解説されています。
②初心者がすぐに取り組める内容→中級者が今後取り組むべき内容まで網羅
この本の内容を大きく分けるとこんな感じで分けられます。
「記事の書き方」について解説
- SEOライティングの鼓動→SEOに必要な要素を解説
- 解き放たれたUSP→自分にしか出せない視点、独自性についての解説
- リライトと推敲の狭間に→読者が読みたくなる文章を書くためのテクニックを解説
- 愛と論理のオウンドメディア→論理的な文章を書いて、読者を納得させるコツを解説
「サイト全体の見直し」や「高度なテクニック」について解説
5. 秩序なき引用、失われたオマージュ→サイトのコンセプトの設定とプランニングの手順の解説
6 .嵐を呼ぶインタビュー→インタビュー記事を書く際の重要なポイント解説
7. 今、すべてを沈黙させる・・・!!→バズにつながるコンテンツ作成について解説
ストーリーの進行に合わせて、実践することの難易度が上がっています。
1~4章までは記事を書き始めた初心者向きの内容。
5~7章は、ある程度記事を書いていて、もっとブログを伸ばしたい中級者向きの内容。
今のあなたのブログの進行度に応じて、それぞれの章で実践できる内容が詰まっています。
③ストーリー形式(キャラの会話形式)なので600ページでもすぐ読み終わる
最後に要約からは少し離れますが、この本の特徴はストーリー形式になっている点です。
※本書 沈黙のWEBライティングより引用
とてもわかりやすく、600ページ以上あってもサクサクと読み進めることができる工夫ですね。
そして最後に重要なポイントをしっかりと振り返ってくれます。
※本書 沈黙のWEBライティングより引用
結構ネタに走ることも多いので、飽きもこないですね(笑)
※本書 沈黙のWEBライティングより引用
【感想】「沈黙のWEBライティング」を読んでブロガーが実践したいポイント!
実際に私たちのような初心者ブロガーがこの本を読んだ時に、どう実践すれば良いか?
自分なりにポイントをまとめてみました。
実践ポイント①まずは今すぐ真似できることから取り組もう!
沈黙のWEBライティングは「読み手のニーズを満たした記事」の書き方を、実際の例文を元に解説しています。
この中から、今すぐに真似できることをブログに取り入れるだけで、ライティング力の向上になります。
例えば今すぐに取り入れやすいのは「視覚的にわかりやすい」記事の書き方の解説部分です。
- 改行はできているか?
- 箇条書きでわかりやすくポイントがまとまっているか?
- 文字装飾でポイントがわかりやすくなっているか?
今書き終わった記事について、こういった点を見直すだけでもOKです。
レベルが高くて実践が難しいポイントだけではなく、
今すぐ取り組めることもまとめられているのがこの本の良いところです。
実践ポイント②記事内容をまとめるマインドマップを取り入れよう!
次は、新しく記事を書く際に実践できるポイントです。
この本の中で紹介されている「マインドマップ」を活用して、記事内容をまとめる方法を取り入れてみましょう。
- 「記事を書いている途中で行き詰って止まってしまう…」
- 「あれもこれも書いてしまい、何が言いたいかよくわからない内容になってしまった…」
私自身もそんな悩みに何度も悩まされてきました。
これは「自分の中で考えがまとまらないまま、いきなり記事を書いていること」が原因です。
そこでこの本の中で紹介されている「マインドマップ」を取り入れてみました。
実際にこの「沈黙のWEBライティングの要約」の記事についてもこのようなマインドマップを作成してみました。
私の場合は
- 記事を書いている途中であれもこれも書いてしまい、長文化してしまったり。
- 途中で見落としが無いか迷ってしまったりして、書けなくなる
こんな悩みがありました。
実際に、このマインドマップを作ることで自分の考えがまとまりました。
途中で書けなくなるイライラから解消されたのは大きいですね。
今記事を書く時に悩んでいるブロガーはぜひ実践してみましょう。
実践ポイント③自分のブログに応じて実践するポイントを決めよう!
全てがマンガのような形式なので、サクサク読み進めることができます。
しかし読み進めていくと
- 「記事の外注は自分には今の自分には必要ないな…」
- 「インタビュー記事は今書かないと思う…」
そう感じることもあるかもしれません。
「沈黙のWEBライティング」は初心者から中級者まで参考にできる内容が網羅された1冊です。
「わからないこと」や「今すぐできそうにないこと」は無理に実践しようとせずに、まずは自分にできることから実践していくのがおすすめです。
今後自分のブログが育っていくにつれて、徐々に実践できるポイントを増やしていけば良いと思います。
「わからないこと」や「今すぐできそうにないこと」に無理に取り組まななくても、簡単に実践できることも豊富に解説されています。
参考にしながら、まずは「検索上位に表示される記事」のポイントを押さえて記事を書く。
これを目指していきましょう。
【まとめ】「沈黙のWEBライティング」は手元にずっと置いておきたいブログの教科書
今回は有名ブロガーのおすすめ本の常連である「沈黙のWEBライティング」について要約と実践ポイントを解説しました。
もう一度ポイントをおさらいしてみましょう。
<ポイントボックス>
- 「沈黙のWEBライティング」は検索上位に表示される記事の書き方がわかる。
- ストーリー仕立てで600ページ以上あっても、すぐに読めてわかりやすい。
- ブログ初心者でも、今すぐに実践できる内容が詰まっている。
沈黙のWEBライティングは今すぐ始められる内容から、その後に行うべき内容までが網羅された1冊です。
まずは上位表示される記事を目指して、できることから実践できることから始めてみましょう。
記事が書けるようになったら、次は中級者向けの内容にチャレンジしてみると流れができます。
自分のレベルアップに応じて、実践すべきことを示してくれる。
沈黙のWEBライティングは1冊で、初心者→中級者へのステップを示してくれる。
持っていて損はない1冊だと思います。