勉強できる本

【メンタル本要約&感想】限りある時間の使い方/オリバーバークマン

『限りある時間の使い方』はこんな方におすすめ!!

  • 自分のやりたいことに割く時間がなかなか作れていない。
  • 毎日に充実感がない。このままではいけないと感じている。
  • 人生の目標を達成したいと日々努力をしている。

 

『限りある時間の使い方』(以下、本書)の内容を一言で要約すると

「自分の人生の時間をどう使うべきか、時間とどう向き合っていくべきかがわかる本」です。

 

著者のオリバー・バークマンはイギリスの全国紙「ガーディアン」の記者として数々の賞を受賞。

ニューヨークタイムズやウォールストリートジャーナルなどの世界的な有名紙にも寄稿しています。

 

本書は「新しい時間の使い方」を示した1冊として全米でもベストセラー。

日本でも発行部数15万部を突破しており、あのひろゆき氏も絶賛したと帯で紹介されている1冊です。

 

中身は哲学的な引用や情緒的な文章を多く含みながら、

「時間とどう向きあうべきか」について新しい考え方と本質を投げかけています。

自分の時間の使い方についてもう一度見直したくなるとともに、

  • 今、ただただ忙しくて日々に充実感がない方
  • 目標はあるが、全然進んでいる気がしない方
  • 逆に人生の目標に向かって毎日を邁進している方

そんな方のメンタルの支えになる1冊です。

 

今回はそんな本書の内容をポイントを絞って解説します。

また私自身がサイドFIREを目指す人生の目標があり、

本書の内容をどう生かすかも考えてみました。

 

 

目次&ポイント 限りある時間の使い方

 

PART 1  現実を直視する
第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
第3章 「時間がある」という前提を疑う
第4章 可能性を狭めると、自由になれる
第5章 注意力を自分の手に取り戻す
第6章 本当の敵は自分の内側にいる

PART 2  幻想を手放す
第7章 時間と戦っても勝ち目はない
第8章 人生には「今」しか存在しない
第9章 失われた余暇を取り戻す
第10章 忙しさへの依存を手放す
第11章 留まることで見えてくるもの
第12章 時間をシェアすると豊かになれる
第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす

エピローグ 僕たちに希望は必要ない
付録 有限性を受け入れるための10のツール

※本書目次より引用

 

本書は全2章からそれぞれ分かれています。総ページ数は304ページ。

要点をまとめながら私自身は3時間程度で読み終わりました。

そんな本書のポイントを3つに分けると以下のようになります。

 

  1. 人生は短く、やりたいことはほとんどできないことを自覚する。
  2. いわゆる時間術・タイムマネジメントは意味がない。
  3. やりたいことを見極めて、できるようになる方法

 

 

① 人生は短く、やりたいことはほとんどできないことを自覚する。

まず本書の冒頭ではとにかく「人生は短いこと」が強調されています。

例えば80歳まで生きるとして、人生はたった4,000週間しかないとのことです。

 

実際にはもっと短いのではないかと思います。

あまり自我がない子供のころや、

健康状態で思うように体を動かせない老齢期もあると考えると、

自分の思い通りに体を動かせる期間は実際にはもっと短いのではと思います。

 

正直改めて数字で表されると怖いですよね。

私自身も今1週間はあっという間に過ぎてしまいます。

そんなあっという間の1週間を48回繰り返すと1年間。

48週間×残りの人生で考えると、

この本で提示されている4,000週間よりももっと短いと改めて感じてしまいます。

 

そんな光のような速さで終わってしまう人生のことを

古代哲学者のセネカはこう表しています。

我々に与えられたこの時間は、あまりの速さで過ぎていくため、ようやく生きようかと思った頃には人生が終わってしまうのが常である。

 

そんな短い人生を少しでも充実させたものにしようと、

世の中には多くの時間術・タイムマネジメントの方法が出回っています。

「時間をうまく活用することが人生の最重要課題」という考え方です。

 

与えられた時間の中で、

少しでも早くタスクを終わらせ、効率化して…生産性を高める。

そして自分のやりたいことに時間を割くように努めること。

一見、人生は短いのだからその考え方は正しいもののように感じます。

 

しかし本書では、そんな時間術・タイムマネジメントは意味がないと警鐘を鳴らします。

次のポイントで詳しく説明します。

 

 

② いわゆる時間術・タイムマネジメントは意味がない。

なぜタスクを効率化し、生産性を向上させる時間術は意味がないのか。

生産性を向上させようとするほど、次々に新しいタスクが舞い込んでくる「生産性の罠」にハマってしまうからです。

これは著者自身がかつて「生産性オタク」だった経験から感じたことです。

 

著者自身もかつて「仕事を早くこなせるようになる」を目的にして、様々な方法を試したそうです。

しかし結果は、自分のやりたいことに割く時間は取れず、

どんどんと次の仕事が舞い込んでくるだけだったと述べています。

やることリストを超速でこなせるようになったけれど、その結果ありえないほど大量の仕事が舞い込んでくることになった。

本書の中でそう述べています。

 

大切なのは限界を受け入れること。

では生産性を上げる以外に、自分の時間を最大限活用するにはどうすればよいのか。

答えは「限界を受け入れること」だと本書は述べています。

 

時間術・タイムマネジメントは、自分がとにかく多くのことをこなすことに目的を置いています。

そうではなく、人生は短く、自分の時間には限界があると自覚すること。

その限られた時間の中で自分の本当にやりたいことに集中すること。

この考え方こそが大切だというのが結論です。

 

現実を直視することは他の何よりも効果的な時間管理術だ。

 

時間術・タイムマネジメントという「とにかく多くをこなして、自分の選択肢を広げる方法」ではなく、

人生は短いという現実を直視し「自分の大切なこと、やりたいことに集中する」こと。

これが現代の私たちが目指すべき時間術だということです。

 

 

 

③ やりたいことを見極めて、できるようになる方法

ではそんな短い人生の中で、自分自身のやりたいことを選ぶにはどうすればよいのでしょうか。

実際に私たちはあれもやりたい、これもやりたいと毎日考えてしまうと考えてしまいますよね。

その多くの中から、やりたいことを見極めて、集中する方法はあるのでしょうか。

 

そこで本書の内容を要約すると、次の3つのステップを踏む必要があります。

  1. やりたいことの見極め:優先度「中」を捨てる。
  2. やりたいことへの向き合い方:時間をかけることが必要と自覚する。
  3. やりたいことに時間を割くには:自分の取り分を取っておく。

 

 

1, やりたいことの見極め:優先度「中」を捨てる。

まずは自分のやりたいことを見極め、選択することからです。

本書の中では、優先度「中」を捨てることが述べられています。

具体的には以下の考え方です。

 

  • 人生でやりたいことのトップ25をリストアップし、それを重要なものから順番に並び替える。
  • そのうちの上位5つに時間を使い、あとの20項目を捨てること。

 

たった5つしか選べないことについて、落胆する方もみえるかもしれません。

しかし先述のように「とにかく人生は短い」のです。

取捨選択の中で、本当に重要なものに集中することこそが必要と考えましょう。

 

 

2, やりたいことへの向き合い方:時間をかけることが必要と自覚する。

やりたいことを見極めたら、次に向き合い方です。

何か成果を出すには「時間がたっぷりと必要になること」を自覚しましょう。

 

多くの人にとってのやりたいことは、1日でできるものではないし、場合によっては何年も向き合う必要があるでしょう。

これは資産3,360万+副業収入月30万でのセミリタイアを目指す私の目標はまさにそれです。

 

そんなやりたいことを達成する方法は、毎日コツコツと少しでも良いから積み重ねることです。

短期的には結果が出なくても、長期にわたってコツコツと積み重ねることが一番の近道になります。

 

本書の中では、成功した作家へのインタビューの例が紹介されています。

多くの成功した作家は、1日の執筆時間は10分~長くても4時間程度であるものの、

毎日コツコツと執筆し、長期間向き合ってきた場合が多いというものです。

 

  • やりたいことをやるには時間が必要なことを自覚すること。
  • そしてやりたいことに時間をかけること。

 

この2つが重要だと自覚して、毎日を積み重ねるようにしましょう。

 

 

3, やりたいことに時間を割くには:自分の取り分を取っておく。

しかし毎日タスクをこなしていく中で、私たちは本当にやりたいことに割く時間をうまく取れません。

勉強をしようとしていても、仕事で遅くなってしまうし…

副業しようとしても、そんな時間はないと思ってしまう場合がほとんどではないでしょうか。

 

そこで本書でおすすめされているのが「まずは自分の取り分を取っておくこと」です。

これは1日の時間の中で、まず最初にやりたいことに割く時間を取ること。

そしてあとの時間でそれ以外のことを進めるということです。

 

これは先取り貯金の考え方を、時間の使い方に応用したものです。

貯金を成功させるには、まずは給料から貯金分を差し引いておいて、残りのお金を生活や娯楽に充てるという考え方です。

 

1日の限られた時間を考えるときに、まず自分のやりたいことに割く時間を取ること。

そして残りの時間でそれ以外のタスクに充てること。

これを徹底すれば、やりたいことを達成するための時間を着実に積み重ねることができます。

 

 

 

その他の内容

 

本書は、ウェットな言葉で人生の時間の使い方について多くの事項が書かれています。

今回の要約は私自身が取り入れたいという着眼点で3つに絞り、かなり伝わりやすくまとめたつもりです。

 

これ以外にも本書の中には

  • 人生で諦めた選択肢についての、後悔が無くなる向き合い方
  • 自分の人生を生き始める(メンタルブロックを打破するような)5つの質問
  • 人生の有限性を受け入れるための10つのルール
  • 数々の哲学的な考え方からの名言の引用

 

こういった内容が書かれています。

人生の時間の向き合い方について、考える機会を与えてくれる全米ベストセラーの1冊。

気になる方はぜひ1度手をとってみてはいかがでしょうか。

 

『限りある時間の使い方』の内容をFIREにどう活かすか?

本書の内容から学んだことを、私自身のFIRE達成のために生かすとしたら以下の通りです。

  • FIRE達成のために、まずは『副業』に対して自分の取り分を取っておく。
  • 毎日の朝活で、少しずつ積み重ねる。
  • 優先度「中」のブログの開設は諦める。

 

まず私自身のサイドFIREの目標である「資産3,360万+副業月30万」

これが私自身がやりたいことです。

 

資産の形成に寄与する投資は、どうしても自分のタイミングでできるものではないので、

一番集中すべきなのは「副業」だと感じています。

 

まずは「副業」で月30万円の収入を達成すること。

そのためには、今展開しているブログ+αに集中して時間を割いていきたいと思います。

 

副業に割く時間には朝活を引き続き継続します。

毎朝1時間程度、集中してブログを書く時間を作ります。

仕事帰りよりも冴えた頭で集中して作業できるので、朝活の効果を感じています。

 

最後に、優先度「中」のブログの開設を捨てることです。

今私自身が運営しているのはこのブログともう一つの趣味のブログがあります。

主な収益はその趣味ブログから発生しています。

 

今仕事に関係する内容で、もう一つブログを開設したいと思っていましたが、

優先度「中」を捨てる視点から、開設は見送ろうと思います。

 

今優先度が高いこととして、

このブログの発展+内容をyoutubeや他プラットホームとの連携も今考えています。

うまくいくかわかりませんが、こちらにかける時間を集中させていきます。

 

人生は短いこと。それをしっかりと自覚して、

自分の目標のために、しっかりと時間をかけていきたい。

改めてそう感じた1冊でした。

 

 

【まとめ】

 

今回は『限りある時間の使い方』の要約とまとめ、感想についてでした。

 

まずは自分の人生が短いことを自覚。

従来の時間術ではなく、自分のやりたいことに集中する考え方を身に付けましょう。

そしてやりたいことの達成のために、たっぷりと時間をかけ着実に進めましょう。

 

改めて自分の人生の時間の向き合い方を教えてくれる、

毎日を目標なく忙しく生きている人のメンタルを変えて…

今人生の目標がある人のメンタルを支えてくれる1冊です。

  • この記事を書いた人
月原@目指せ経済的自由

月原@目指せ経済的自由

経済的自由を目指す副業サラリーマン 【経歴】 ・早大卒→就職 ・ブラックな労働環境で残業0達成 ・毎日定時で帰ってアフィリエイト ・月15万を達成 ・しかしコロナで売上ダウン ・2020.6月ブログ「沈黙の謀反」開始 ・経済的自由目指して行動中! ・一緒に頑張りましょう! 【免責事項】 Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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